自殺大国で美しい国づくり?
戦後初の現役閣僚の死因が自殺であったことは衝撃的でした。原因は別として、日本全体に与えた影響は大きかったと思います。
日本は経済大国ですが自殺大国でもあるからです。G7の中で1位で年間3万人もの人が自ら命を絶っているのです。
毎年小さな市町村が消えていってるような状況です。70%が男性で月ては5月が一番多く、曜日では月曜日に多く発生しているようですが、まさにその通りの事が起きたのは偶然ではなさそうです。
この国は少し前に事態を重く見て、自殺防止対策法を成立させました。でも、それがその行為をとどめるものではありません。
人は精神的に追い詰められた時に、経済的に追い詰められた時に、健康的に追い詰められた時に思いもかけない行動に走るような気がします。
周りの人はほとんどが事が起きてから気付くのが現状でしょう。
それだけこの問題解決はデリケートなんだと思います。
美しい国造りの礎は人です。その人が命を絶つようでは、それはおぼつかないでしょう!
人がこの国でずっと生き続けたいと思えるような国が美しい国の基ではないかと思うのです。
彼らは決してこの国の為に命を絶ったのではなく生き続けるが難しいと思ったからそうしたのです。
今回の衝撃的な事件がこの問題に真剣に取り組むきっかけになればと秘かに期待しているのですが‥‥